法人カードをビジネス優待で比較するポイント。ビジネス優待でおすすめの法人カードとは?

「法人カードのビジネス優待には何がありますか?」
「法人カードのビジネス優待で比較するポイントはどこですか?」
「ビジネス優待でおすすめの法人カードを教えてください。」

法人カードの中には、様々なビジネス優待を提供しているカードがあります。今回は、法人カードのビジネス優待にはどんなものがあるのか?法人カードをビジネス優待で比較するポイントとビジネス優待でおすすめの法人カードについて解説します。

法人カードのビジネス優待とは?

法人カードのビジネス優待とは

法人向けのビジネスサービスを「無料」「割引」「優待料金」で利用できるサービスのこと

を言います。

クレジットカード会社は、法人カード会員に対して、他の企業が提供しているビジネスサービスを割安で提供することで、法人カード会員にメリットを与えています。

ビジネスサービスを提供する企業にとっても、割引をする代わりに、多くの法人カード会員に営業できるため、広告宣伝費代わりに割引・優待を強化して、法人カード会員に提供してくれているのです。

クレジットカード会社も、ビジネスサービスを提供する企業も、利用する法人カード会員も、3者ともwin-winの関係と言えます。

法人カードのビジネス優待の優待パターンには

  • 通常料金よりも割引
  • 料金無料
  • 料金○カ月間無料
  • オプションサービス無料
  • 上位プラン無料
  • ポイント倍増

などがあります。

法人カードのビジネス優待の種類には

  1. Visa、Mastercard、JCB、AMEX、Dinersなどの国際ブランドが提供する「ビジネス優待サービス」
  2. 法人カード自体に付帯されている「ビジネス優待サービス」

の2種類があります。

法人カードの代表ビジネス優待

国際ブランドが提供する「ビジネス優待サービス」

Visaビジネスオファー

  • ウォータースタンド
  • クラウド翻訳 「トランスマート」
  • メリービズ バーチャル経理アシスタント
  • スマイルワークス
  • ファクトリーギア/上質工具
  • エグゼクティブ・センター(The Executive Centre)
  • 雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp
  • 三洋堂
  • マネーフォワード クラウド会計・確定申告
  • オフィス・デポ・ジャパン
  • ブラザーダイレクトクラブ
  • ナカバヤシ/フエルフォトブック
  • オプティVAT登録代行サービス
  • 日本交通
  • ユーゴ / 印刷サイト「スプリント」
  • WHG(ワシントンホテル・ホテルグレイスリー)
  • ヤフー株式会社 / Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ
  • サーブコープジャパン

Mastercard ビジネス・アシスト

  • JTB MICEコンシェルジュサービス
  • ラピタ(Lapita)
  • えらべる倶楽部
  • 経費Bank
  • eKeihi
  • 0063携帯電話使い分けサービス
  • じゃらんコーポレートサービス(JCS)

JCB法人会員向けサービス

  • 弥生
  • freee
  • ソリマチ
  • Concur Expense

アメリカン・エキスプレス ビジネス・セービング

  • 『西濃運輸』  カンガルーミニ便運賃契約のご優待
  • 『ハーツレンタカー』 アフォーダブル料金(事前予約割引料金) 10%オフ
  • ベルシステム24の電話代行サービス『e秘書®』 月額基本業務料を12%オフ
  • 『DHL』 DHL エクスプレスワールドワイド輸送料金 定価の10%オフ
  • 『TKP研修ネット』 「宿泊研修プラン5%オフ」 または 『TKP貸会議室ネット』 「会議室室料10%オフ」
  • 『オフィス・デポ』 商品代金3%オフ
  • 『PRESIDENT』 年間購読料46%オフ
  • 『週刊ダイヤモンド』 年間定期購読ご優待

ダイナースクラブ ビジネス・オファー

  • G-Searchデータベースサービスの月額基本料を6ヵ月間無料提供:通常330円(税込)/月
  • 健康診断優待「聖路加国際病院、聖路加メディローカス、国際医療福祉大学三田病院、永仁会シーズクリニック」
  • 海外出張おみやげ「海外おみやげ宅配サービス、株式会社JTB商事」
  • フィットネス「株式会社INSPA」
  • 法律相談(法律顧問契約)「弁護士法人 ベリーベスト法律事務所」
  • 税務相談「辻・本郷 税理士法人」
  • 通信販売「G-Callショッピング」
  • 労務・人事管理「オフィスステーション」

法人カード自体に付帯されている「ビジネス優待サービス」

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

  • エックスサーバーご優待/初期設定費用 無料
  • かんたんクラウド(MJS)ご優待/月額利用料 3ヵ月無料

ポイント4倍

  • アマゾンウェブサービス
  • エックスサーバー
  • お名前.com
  • かんたんクラウド
  • クラウドワークス
  • cybozu.com
  • さくらインターネット
  • マネーフォワード
  • モノタロウ
  • ヤフービジネスサービス

freeeセゾンプラチナビジネスカード

  • 会計freee新規申込者へは、会計freeeの利用料金から2,000円ディスカウントされるクーポンをご提供
  • コンプリートプラン(個人版)が初回15%OFF
  • 有料プランよりお好きなプランを初月無料でご提供
  • 仲介手数料無料+成約のお客さまにはもれなくオリジナル家具プレゼント
  • 国内主要メーカーの新品オフィス家具セットを割引価格でご提供
  • キャスタービズ利用料が初月10%off
  • ビジネス向けインターネット接続サービス”TRIBE-biz“を特別価格でご提供
  • サーブコープが提供する会議室/バーチャルオフィスを特別価格で利用可能
  • 事業者向け通販サイト「モノタロウ」の10%割引クーポンを提供
  • 所定の税理士への相談1回無料

三井住友カードの法人カード全般「ビジネスサポートサービス」

  • アスクルサービス
  • 日産レンタカー/タイムズ カー
  • レンタル アート引越センター

オリコの法人カード全般

  • クラウド会計ソフト freee(フリー)
  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」

NTTファイナンスの法人カード全般

  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
  • 全国の出光サービスステーションでガソリンの給油などを2円~最大40円/ℓ割引

ライフカードの法人カード全般

  • クラウド会計ソフト freee(フリー)
  • 弁護士法人港国際法律事務所弁護士無料相談
  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」

SBS Executive Business Card

  • 専門業務依頼サービス/サービス利用時5,000円キャッシュバック
  • 海外Wi-Fiレンタルサービス/グローバルWi-Fiレンタル価格の20%OFF
  • iPhone・Pixel修理代金割引サービス/各種修理代金1,000円割引
  • 宿泊予約割引サービス/団体宿泊8%割引個人宿泊初回5,000円割引、2回目以降5%割引
  • 国内・海外旅行割引サービス/国内旅行最大8%割引、海外旅行最大5%割引
  • 助成金申請代行サービス/成果報酬手数料最大6%割引
  • 求人無料掲載サービス/求人掲載完全無料、エン転職へのスカウトメール、通常10通を20通で提供
  • 贈答花割引サービス/贈答花のご注文、全品5%割引
  • 経理アシスタントサービス/経費精算書や決算書の作成10%割引

法人カードのビジネス優待で比較するポイント

ポイントその1.本当に使うのか?吟味する必要がある

ビジネス優待サービスは、使わなければ意味がありません。

多くのサービスがラインナップであるわけではなく、10個~20個程度ですので、選択肢は多くありません。

ビジネス優待が多いから選んだと選んだ法人カードで、利用しなければ意味がないのです。

同様に、ビジネス優待の割引率が大きかったとしても、無料でない以上、利用しなければコスト増になってしまいます。

利用前に「本当に使う機会があるのか?」吟味したうえで、利用することをおすすめします。

ポイントその2.ビジネス優待は、法人カード比較での重要性は低い

前述した通りで、ビジネス優待はあくまでも「割引」です。

割引率も高くなく、5%~10%の割引、1カ月~3カ月の無料利用が相場です。

結局、ある程度のコストが発生してしまうのです。

法人カード会員になったから、無料で利用できる空港ラウンジや海外旅行傷害保険、ビジネスラウンジやコンシェルジュデスクと比較すると、重要度はかなり低いのです。

とくにその法人カードにビジネス優待がなかったとしても、

  • Visaブランドなら、Visaビジネスオファー
  • Mastercardブランドなら、Mastercard ビジネス・アシスト

が利用できるので、それで十分と言えます。

ビジネス優待よりも、他の要素で法人カードを比較すべきということです。

ポイントその3.格安の年会費でないと意味がない

前述した通りで、ビジネス優待はあくまでも「割引」です。

実際に利用しはじめると、通常に近いコスト負担があるのですから

ビジネス優待が充実しているけど、年会費が高額な法人カード

というのは、かなりナンセンスなのです。

ビジネス優待が充実している法人カードを選ぶのであれば、年会費が安い、年会費無料の法人カードを選ぶべきです。

ビジネス優待でおすすめの法人カード

1位.NTTファイナンス Bizカード レギュラー

国際ブランドVisa
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本1.00%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法-
-
比較ポイント

年会費:永年無料
国際ブランド:Visa

優待
  • 福利厚生サービス「ベネフィット・ステーション」
  • 全国の出光サービスステーションでガソリンの給油などを2円~最大40円/ℓ割引
Visaビジネスオファー
  • ウォータースタンド
  • クラウド翻訳 「トランスマート」
  • メリービズ バーチャル経理アシスタント
  • スマイルワークス
  • ファクトリーギア/上質工具
  • エグゼクティブ・センター(The Executive Centre)
  • 雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp
  • 三洋堂
  • マネーフォワード クラウド会計・確定申告
  • オフィス・デポ・ジャパン
  • ブラザーダイレクトクラブ
  • ナカバヤシ/フエルフォトブック
  • オプティVAT登録代行サービス
  • 日本交通
  • ユーゴ / 印刷サイト「スプリント」
  • WHG(ワシントンホテル・ホテルグレイスリー)
  • ヤフー株式会社 / Yahoo!プロモーション広告 スポンサードサーチ
  • サーブコープジャパン

おすすめの理由

NTTファイナンス Bizカード レギュラーは、独自の優待の数は少ないですが、Visaブランドなので、国際ブランドの中では、ビジネス優待が充実している「Visaビジネスオファー」が利用できます。

それでいて

  • 年会費永年無料
  • ポイント還元率:1.0%(キャッシュバック可能)

という高いコストパフォーマンがあるため、ある程度のビジネス優待があり、コストパフォーマンスが抜群に高い法人カードとしておすすめします。

ビジネス優待は使うかどうかわからないのですから、ある程度のビジネス優待があって、後は年会費が安いものがおすすめですので、年会費永年無料のNTTファイナンス Bizカード レギュラーは、うってつけの法人カードなのです。

 

2位.セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)0円
2年目~年会費(税込)0円
年会費優遇条件-
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限2.00%
ポイント倍増方法●海外利用
海外利用:2倍

●コバルト限定加盟店
ヤフービジネスサービスやクラウドワークス、AMAZON WEB SERVICEなど:4倍
【新規入会+利用】最大1,600ポイント(8,000円相当)※こちらのページからアクセスしたクレディセゾン公式ページに記載のないキャンペーンは対象外となります。あらかじめご了承ください。
比較ポイント

年会費:永年無料
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス

優待
  • エックスサーバーご優待/初期設定費用 無料
  • かんたんクラウド(MJS)ご優待/月額利用料 3ヵ月無料
ポイント4倍
  • アマゾンウェブサービス
  • エックスサーバー
  • お名前.com
  • かんたんクラウド
  • クラウドワークス
  • cybozu.com
  • さくらインターネット
  • マネーフォワード
  • モノタロウ
  • ヤフービジネスサービス

おすすめの理由

年会費が1,000円と安い上に、ポイント4倍(ポイント還元率2.0%)と優待の割合は低いものの、使い勝手の良い、使いことの多いサービスが優待の対象となっています。

とくに個人事業主や中小企業であれば、必ず利用するサービスの優待がある点がおすすめのポイントです。

また、アメックスブランドなので、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」が利用できますが、ここにも一部ビジネス優待サービスが含まれています。

 

3位.freeeセゾンプラチナビジネスカード

国際ブランドAMEX(アメックス)
初年度年会費(税込)22,000円
2年目~年会費(税込)22,000円
年会費優遇条件年間ショッピング利用額が200万円以上:次年度年会費11,000円
ポイント還元率/基本0.50%
ポイント還元率/上限1.00%
ポイント倍増方法●海外利用
海外利用:2倍
-
比較ポイント

年会費:22,000円(税込)※年間200万円以上の利用で次年度年会費半額
国際ブランド:アメリカン・エキスプレス

優待
  • 会計freee新規申込者へは、会計freeeの利用料金から2,000円ディスカウントされるクーポンをご提供
  • コンプリートプラン(個人版)が初回15%OFF
  • 有料プランよりお好きなプランを初月無料でご提供
  • 仲介手数料無料+成約のお客さまにはもれなくオリジナル家具プレゼント
  • 国内主要メーカーの新品オフィス家具セットを割引価格でご提供
  • キャスタービズ利用料が初月10%off
  • ビジネス向けインターネット接続サービス”TRIBE-biz“を特別価格でご提供
  • サーブコープが提供する会議室/バーチャルオフィスを特別価格で利用可能
  • 事業者向け通販サイト「モノタロウ」の10%割引クーポンを提供
  • 所定の税理士への相談1回無料

おすすめの理由

freeeセゾンプラチナビジネスカードは、筆者も利用しているセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードに上記のfreee限定特典が付与された法人カードです。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードは、コンシェルジュデスク、プライオリティパス、手厚い海外旅行傷害保険、レストラン優待、ホテル優待などが充実したコストパフォーマンスが高いプラチナカードレベルの法人カードですが、これにビジネス優待が付帯されたのが「freeeセゾンプラチナビジネスカード」です。

よりビジネス優待分お得になっているおすすめの法人カードです。

 

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