doctor128_128

法人カードを持つメリットというのは何があるのでしょうか?法人カードのメリットについて解説します。

メリットその1.資金繰りの改善

最近では、インターネット系のサービスを中心としてビジネスサービスの支払方法も多岐に渡っています。

カード払いもその支払い方法の一つで

例えば

  • 光回線
  • Wifi
  • 光熱費
  • 賃料
  • インターネット広告(Yahoo!、google、facebook・・・)
  • クラウドソーシング(ランサーズ、クラウドワークス)
  • パソコン、PC機器の購入
  • オフィス家具の購入
  • サーバー費用
  • ドメイン費用
  • ASP関連サービス
  • 業務機関システム
  • 会計ソフト
  • アプリ関連の費用
  • タクシー料金の支払い
    ・・・

など、挙げていけばキリがないぐらい、個人向けだけでなく、ビジネス向けのサービスでもクレジットカード決済が可能になっているのです。

クレジットカード払いであれば

法人カードの場合も

  • 月末締め翌月末:登録口座からの引き落とし
  • 月末締め翌々月10日:登録口座からの引き落とし

というように支払いから30日~60日後の支払いになるのです。

現金払いと比較すれば、資金繰りが1ヶ月~2ヵ月改善するのです。

支払いを法人カードに移行すればするほど、経営上の資金繰りが改善するメリットがあるのです。

最近では、一回払いだけでなく、二回払い、据え置き一括払いなど支払い方も増えていて、口座引き落としまでの期間を長くすることができます。

メリットその2.経費管理の効率化ができる

法人カードを利用しない場合の経費精算のフローというのは

  1. 社員:経費を立て替えて支払い
  2. 社員:領収書を受け取る
  3. 社員:月末・月初にまとめて経理に経費立替申請書を提出
  4. 経理:内容と領収書を照合
  5. 経理:問題がなければ小口で支払い

会社によって違うとは思いますが、概ねこのようなフローになってしまいます。

法人カードを利用するのであれば、社員がカードを作っても、支払いは登録口座から引き落とされます。

また、経理もWEB明細で「誰が、何に、いくら使ったのか?」確認ができるのです。

  1. 社員:経費を法人カード(追加カード)で支払い
  2. 社員:明細書を受け取る
  3. 社員:経理に渡す

だけで済むのです。

毎回、書類の作成、チェック、現金の受け渡し、などが発生するため一回一回の作業時間は短くても経費利用が多くなる、経理・総務・労務などのバックオフィスの作業は積み上がってしまうのです。

小口で現金を多く持つ必要もありませんし、社員の作業効率、経理の作業効率も、上がるはずです。

従業員の時間コストを削減できるのです。

メリットその3.領収書不要

これは税理士や会計士によっても見解は異なるのですが・・・

基本的に法人カードは領収書が不要です。

カード明細を見れば「何に、いつ、いくら使ったのか?」わかるので、領収書を都度受け取る必要性がないのです。

経費としての証拠になるためには

「何に、いつ、いくら使ったのか?」が理解できれば、それで問題ないからです。

ただし、これは税理士や会計士の見解によってことなるため、自社の税理士、会計士に確認してみましょう。

メリットその4.金銭トラブルの回避

  • 社員の立替
  • 社長の立替

が日常化してしまうと、思わぬトラブルが生じてしまう可能性があります。

例えば

  • 立替申請したんだけど、経理が紛失してしまった。
  • 従業員が自分の支払いを経費申請を出している。

など、金銭が絡む現金のやり取りでは、色々な問題が発生します。

法人カードであれば、すべてWEB明細に時間、日付、使ったお店、使った人(カード)が記録されるので、トラブルを回避したり、不正な利用を回避することができるのです。

メリットその5.ポイントが貯まる(キャッシュバックがある)

法人カードは、経費利用に対してポイントが付与されるカードがほとんどです。

個人向けのクレジットカードよりもポイント還元率は低く設定されますが、事業で利用する経費なので利用額が高額になることも多く、ポイントも結構な金額で貯まるのです。

ポイント還元率の相場

  • 個人向けのクレジットカードのポイント還元率:1.0%前後
  • 法人カードのポイント還元率:0.5%前後

月50万円のインターネット広告をポイント還元率0.5%の法人カードで利用した場合

貯まるポイント = 50万円 × 12ヶ月 × 0.5% = 3万円

です。

つまり、毎年3万円程度のポイントが貯まるのです。

ポイントは

  • AMAZONギフト券
  • 電子マネー
  • Tポイント
    ・・・

など、ほぼ現金として利用できるものが多いので、そのまま金銭的なものとして受け取れます。

会社で使う消耗品などに利用すれば良いのです。

また、法人カードによっては、ポイントではなく、キャッシュバック(請求額からの値引き)が利用できる法人カードもあります。

注意

厳密に言えば、法人カードで貯めたポイントは、法人の「雑所得」となるため、事業用にしかポイントを使ってはいけないのです。

しかし、税務署も少額のポイントに対して厳しく指摘することはなく、そもそも税法上ポイントの明確な定義づけがされていないので、法人カードで貯めたポイントを経営者が個人用に使ってしまっても、問題ありません。

メリットその6.マイルが貯まる

法人カードによっては

  • 直接マイルが貯まる
  • フライトマイルがボーナスで貯まる

ものもあれば

  • 貯めたポイントをANAマイル、JALマイルに変える

ことができるカードもあるのです。

貯めたマイルで海外旅行に行くのも、前述した通りで可能になります。

メリットその7.接待で活躍する

法人カードによっては接待で活躍するサービスも多くあります。

  • レストラン料金の割引
  • 2名以上のコース料理が1名分無料になる特典
  • コンシェルジュデスクで予約
  • 一見さんお断りのお店の予約
  • お土産の選定サポート
    ・・・

など、接待で活躍する特典が目白押しなのです。

メリットその8.国内出張で活躍する

法人カードによっては国内出張で活躍するサービスも多くあります。

  • 国内空港ラウンジ利用
  • 国内旅行傷害保険
  • 新幹線割引利用
  • 新幹線チケットレス出張
  • 航空券割引利用
  • 空港のチケットレス通過
  • ホテル割引
  • コンシェルジュデスクによるホテル、レストラン、イベント、移動手段予約
  • ゴルフ場手配
    ・・・

など、国内出張でも活躍するサービスが目白押しです。

メリットその9.海外出張で活躍する

法人カードによっては海外出張で活躍するサービスも多くあります。

  • 海外空港ラウンジ利用
  • 空港送迎
  • 空港手荷物無料宅配
  • 空港クロークサービス
  • 空港ポーターサービス
  • 無料wifiレンタル
  • 海外レンタカー優待
  • 海外ホテル優待
  • 海外旅行傷害保険
  • コンシェルジュデスクによるホテル、レストラン、イベント、移動手段予約
    ・・・

など、海外出張でも活躍するサービスが目白押しです。

とくに海外出張では「海外旅行傷害保険」があることで病気やケガになっても、現地での治療代を保険でカバーすることができます。国内であれば、出張先でのケガや病気でも健康保険が使えるので、3割負担で治療できますが、海外は保険が適用されず、高額な医療費になってしまう可能性が高いのです。

また、トラベルデスクに連絡を入れれば、日本語で対応できる病院を案内してくれるので、万が一のときの安心材料として法人カードは欠かせないのです。

メリットその10.ビジネスで活躍する

法人カードには個人向けのクレジットカードにないビジネス向けの優待サービスが多く用意されています。

  • ビジネスラウンジ
  • レンタルオフィス優待
  • 宅配便、バイク便優待
  • 四半期レポート
  • 無料経営コンサルティングサービス
  • 会計ソフト優待
  • 福利厚生サービス優待
  • WEBデータサービス優待
  • 消耗品購入サイト優待
  • フラワーサービス
    ・・・

と、ビジネスシーンで必ず必要になるサービスが10%~20%OFF、もしくは無料で利用できるのです。F

ビジネスサービスが充実している法人カードは、年会費が高額なものが多いのですが、それでも数万円の年会費ですので、十分に元が取れます。

メリットその11.法人ETCカードが発行できる

法人カードには「法人ETCカード」を付帯させることができます。

事業で車を利用するケースでは

  • 営業で利用する
  • イベントで利用する
  • 送迎で利用する
  • 宅配で利用する
  • 現地調査で利用する
    ・・・

高速道路や有料道路を利用しなければならないので「ETCカード」が必要になります。

法人カードに付帯される「法人ETCカード」を利用すれば、支払は自動的に親カードの法人カードに登録された法人口座から引き落とされるのです。

メリットその12.法人ガソリンカードが発行できる

法人カードには「法人ガソリンカード」を付帯させることができます。

事業で車を利用するケースでは

  • 営業で利用する
  • イベントで利用する
  • 送迎で利用する
  • 宅配で利用する
  • 現地調査で利用する
    ・・・

ガソリンが必要になります。法人ガソリンカードで支払いをすれば、会員特別価格のガソリン代で支払いができるので、リッター1円~2円の割引になるのです。

メリットその13.ショッピング保険が付帯されている

ショッピング保険というのは、該当する法人カードで商品を購入したときに

商品購入から90日間の間であれば、購入した商品が破損した場合でも、購入額を補償してくれるサービスです。

高いオフィスチェアーを買って、2ヵ月で壊した社員がいたとしても、法人カードがあれば損害は0円になるのです。

メリットその14.個人事業主なら事業資金のキャッシングも可能

個人事業主の場合は法人カードでキャッシング利用することも可能です。

キャッシングとは

コンビニATMや銀行ATMで現金を引き出す(借り入れする)こと

を言います。

事業資金の資金調達として、法人カードのキャッシングが利用できるのです。

ただし、これは個人事業主に限られるものです。法人の場合は、キャッシング不可のカードがほとんどです。

メリットその15.対外的な信頼性をアピールすることができる

あなたが会社の社長と一緒に飲みにいったときに

  • 社長が「楽天カード」で支払った場合
  • 社長が「アメックスのブラックカード」で支払った場合

どちらがモチベーションが上がるでしょうか?

「社長になっても、楽天カードかよっ!」って、突っ込みたくなってしまわないでしょうか?

「アメックスのブラックカード」で支払っている社長の方が

「俺も頑張って、社長のように金持ちになるぞ!」と思うのではないでしょうか?

これは顧客相手でも同じです。

接待の場で、支払い時に

  • 「楽天カード」で支払った会社の社長
  • 「アメックスのブラックカード」で支払った会社の社長

どちらが信頼性が高いと思いますkが?

人間は口では「そんなの関係ないよ。きちんとした仕事をしてくれていれば。」と言いますが、実際はそうではないのです。

年会費は高額になりますが、ステイタス性の高い法人カードを持つことで、多少の信頼性を対外的にアピールすることが可能になります。

メリットその16.会計処理がしやすい

法人カードの場合は、利用明細を「csvデータ」「エクセルデータ」でダウンロードすることが可能です。

すべて領収書だとしたら、経理はすべて領収書を見ながら、アナログで会計ソフトに入力しなければなりません。

しかし、法人カードであれば、WEB明細のダウンロード、エクセル上で微調整、会計ソフトにアップロードで、会計処理が可能になるのです。

経理の時間コストは何倍も削減できるはずです。

メリットその17.完全に無料でも発行できる

法人カードの場合は、個人向けのクレジットカードと比較すると、年会費永年無料のカードは2枚しかありません。

少ないのですが・・・

それでも、1円のコストも発生せずに法人カードを発行することができるのです。

また、初年度無料の法人カードまで広げれば、10枚以上の法人カードがあるのでこちらもおすすめです。1年間は無料で使い勝手を試すことができます。

メリットその18.手厚いキャンペーンを実施している

法人カードによっては

  • 申込みで10,000ポイント
  • 申込みで20,000マイル

というようにかなり手厚いキャンペーンを展開しているものがあります。3月、9月などの決算月の手前で実施する法人カードが多いようです。

顧客獲得に力を入れている法人カードは、3か月ごとにキャンペーンのポイント額を変えながら、常にキャンペーンを展開しています。

まとめ

法人カードのメリットには

  • メリットその1.資金繰りの改善
  • メリットその2.経費管理の効率化ができる
  • メリットその3.領収書不要
  • メリットその4.金銭トラブルの回避
  • メリットその5.ポイントが貯まる(キャッシュバックがある)
  • メリットその6.マイルが貯まる
  • メリットその7.接待で活躍する
  • メリットその8.国内出張で活躍する
  • メリットその9.海外出張で活躍する
  • メリットその10.ビジネスで活躍する
  • メリットその11.法人ETCカードが発行できる
  • メリットその12.法人ガソリンカードが発行できる
  • メリットその13.ショッピング保険が付帯されている
  • メリットその14.個人事業主なら事業資金のキャッシングも可能
  • メリットその15.対外的な信頼性をアピールすることができる
  • メリットその16.会計処理がしやすい
  • メリットその17.完全に無料でも発行できる
  • メリットその18.手厚いキャンペーンを実施している

とかなりの数があります。

すべての法人カードですべてのメリットがあるわけではありませんが

完全に無料で発行できて
ここまで多岐に渡るサービスが整っていて
「コスト削減」「経営支援」「資金繰り改善」に役立つのですから

利用しない手はないのです。

まだ法人カードを作っていない個人事業主、法人経営者は、ぜひ法人カードを作成しましょう。